鵜 (Cormorants)
水中に沈むようにして頭と首だけを水面に出して泳ぐ黒い水鳥は、ペリカンより小さなペリカン目の鵜です。喉の袋に捕った魚を蓄えます。ペリカンとは違って、鵜は水に潜って魚を捕ります。水中で翼を使って泳ぎ、水中でも優れた視力を持っています。塞げる鼻孔、ゴムようよな尾、浸水しやすく浮き難い構造を持った羽毛など、様々な身体機能を持っています。鵜は水深90フィートまで潜ることができます!
ここでは2種類の鵜が見られます。小型で細身のナンベイヒメウと、大型のミミヒメウです。ナンベイヒメウの尾は長く、くちばしは細く、鈍い黄色の喉袋には繁殖期には白い線が現れます。ミミヒメウは明るい黄色の喉袋と、大きなくちばし、太い首と短い尾が特徴です。両方の鵜を見分けられるかどうか泳いでる鵜を観察してみてください!